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帆船模型同好会・クラブ

日本帆船模型同好会協議会(JSMCC) 全国各地の帆船模型同好会の統合機関として2004年に設立された協議会のホームページ。
木製帆船模型同好会 ザ・ロープ 日本の木製帆船模型同好会の老舗。毎年展示会を開催しており、ファンも多い。ホームページも見やすく、貴重な情報が満載。
横浜帆船模型同好会(YSMC) 横浜を活動の本拠地とした帆船模型同好会で、会員数が多く、様々な研究会も活発に開催されている。「帆船模型プラス」のページが面白い。
ザ・ロープ伊豆 静岡地区の帆船模型同好会ですが、ホームページは現在、休止中の模様。
ザ・ロープ・ナゴヤ 名古屋の帆船模型同好会で、月例会の開催や作品展の開催などの活動を行っています。
京都帆船模型倶楽部 2015年4月に発足した帆船模型サークルで、毎月コーヒー店に集まり技術の向上を目指しています。
ザ・ロープオーサカ 京阪神地区のモデラー達の帆船模型同好会で、ここも会員数が多く、活発な活動を行っています。
神戸帆船模型の会 神戸を中心とした木製帆船模型の愛好者達の同好会で、和気藹々とした雰囲気で活動中。
船舶模型の会 アンカー(休止) 沖縄を拠点として設立された模型同好会で毎年定期的に展示会を開催していまする。
Ship Modelers Associations(U.S.A.) カリフォルニア州の木製帆船模型同好会でザ・ロープとは姉妹同好会。
<最初のオーストラリア移住船団> 1787年 イギリス ポーツマス港を出港

個人のホームページ

とほほ帆船模型別室 個人で直接海外メーカーからキットを取り寄せて製作されています。失敗談などを、「とほほ・・・・」、と詳しく解説。親しみのもてる楽しいホームページです。
mellpapaのBlack Pearl制作記 映画パイレーツ・オブ・カリビアンに登場する「ブラックパール号」を映画の画面から図面を起こし、フルスクラッチで製作。他に「フライング・ダッチマン号」も製作されています。製作技術、塗装技術など参考になることが多いいホームページです。
田舎町木製帆船工房(笹野 晃氏) ご自身製作の帆船の製作過程の画像、帆船用語の解説、木材や接着剤の知識等々、帆船模型を製作するうえで必要な情報が盛りだくさんのホームページです。(リンク一時停止中)
Model Ship Builder(中島寛治氏) 作品は常にMuseum qualityを目指して製作されているという中島さんのホームページです。作品のオイル仕上げは参考になります。ザ・ロープ オーサカの会員です。
帆船工房 和(なごみ) 南北アルプスや富士山を眺望できる地に、ミニログハウスを建築し、帆船模型を制作されているモデラーの羨ましいホームページ。中国製の帆船模型キットの製作工程は珍しい。
Sailing Navy(只野 四十郎氏) フランス革命とナポレオン戦争時代を中心に、木造帆走軍艦時代の王国海軍について研究されているサイトです。フラッグの変遷、帆船模型を作る上での歴史背景など、重要な情報を知ることができます。
帆船模型(故・小松政幸氏) ザ・ロープ並びに横浜帆船模型同好会の会員として活躍された、故・小松正幸のサイトです。
紙で作る商船模型 少年時代から模型を作り続けて来た作者の個人ホームページ。商船模型に拘り、スケールは1/200のペーパークラフトの洋上模型で統一。興味深いジャンルの模型が見られます。

<最初のオーストラリア移住船団> 1787年 テネリフェ到着(カナリア諸島)

模型メーカー・ショップ

帆船模型スタジオM(旧・丸善通商) 日本における帆船模型キット販売のパイオニア。今も多くのメーカーのキットを扱っています。
ウッディジョー(Woody Joe) 日本で唯一、帆船模型のキットを製造販売しているメーカー。技術力には定評があります。
マイクロクラフト(帆船模型専門店) 10年以上つづく海外メーカーと直接取引している帆船模型専門店。したがって価格も安く、パーツや関連商品も種類が豊富です。特にモデルシップウエイのキットは多く揃っています。帆船模型同好会のニュースも掲載されています。
エイヤード(AYARD) 帆船模型は、ドイツのKrick社、フランスのSoclaine社、韓国のヤン・モデルなど、他店では扱いのないキットも販売しています。艦船や飛行機など、多くの模型を扱っていますが、予約注文品も多い。
シップモデル奥本(SHIP MODEL OKUMOTO) 国内初の帆船構造模型メーカー。Conway Maritime社の Anatomy of the Shipシリーズなどをもとにしてパソコンで作図し、レーザーカットし作りやすくキット化したもの。価格もリーズナブルで一度チャレンジしてみたくなる。
モデルエクスポ(Model Expo・ Model Ship Way, U.S.A.) モデルシップウエイのキットを直接買うならここ。時々バーゲンを実施しています。
ランバーヤード(Lumberyard, U.S.A.) ハロルド・ハーン監修のストラクチャーモデルのキットを販売しています。使用材木も数種類から選べるようになっています。
ブルージャケット(Blue Jacket, U.S.A.) 1905年創業のアメリカの老舗メーカー。ヨットアメリカの2種類のスケールモデルなど、アメリカの帆船模型のキットがあります。
ビリングボート(BILLING BOATS, DENMARK) デンマークの老舗の模型メーカー。プラスティックを使用しているパーツも多くありますが、「ヴァーサ」のキットは一番忠実です。
アークレー(Occre, Spain) スペインのメーカーで価格も安く、船種も多くあります。
ジョティカ(JoTiKa, U.K.) 英国のメーカーで、ネルソンに関連する帆船が多くあります。イタリアのキットに比べ、リギングは忠実で省略が少なく、パーツも予備が入っているなど日本人好みのメーカーです。
ミッドウェスト(Midwest, U.S.A.) 船のキットは小さなボートなどが主。材木は比較的多くの種類を扱っています。
エイジズオブセイル(Ages of Sail, U.S.A.) 多くのメーカーの商品を扱っています。帆船関連書籍もあります。
RBモデル(RB Model, Polski) ポーランドのメーカーで、船舶、戦車、帆船など、あらゆる模型のパーツを製造販売しています。帆船関連は種類が少ないですが、精密さとスケール感は帆船模型メーカーのパーツをはるかに凌駕しています。(リンク一時停止中)
サイレン(Syren Ship Model, U.S.A.) アメリカの帆船模型・パーツの通販サイト。ボックスウッド製の滑車、デッドアイ、グレーティングなどその精巧さは素晴らしい。スクラッチ製作を目指す方にはお勧め。キットも何点か発売されている。
コーレル社(COREL S.R.L. Modellismo, ITARY) 日本でも人気のイタリアのキット・メーカーで、船種も豊富です。
アマティ社(AMATI Modellismo, ITARY) エジプトの古代船など、他のメーカーにはないキットもあります。比較的小型の模型が多いメーカーです。
マモリ社(c. mamoli s.a.s. modellisimo, ITARY) 世界的に人気のあるメーカーで、大型のキットから小さなキットまで、船種も豊富です。映画マスターアンドコマンダーに登場する「サプライズ号」のキットもいち早く発売されました。(リンク 一時停止中)
マンチュア・パナルト社(Mantua Panart Modellisimo, ITARY) 1mを超える大型のキットが多く、装飾部品には人気があります。パナルト名のキットは捕鯨ボートなど良質のキットがあります。
ヒストリック・シップス(Historic Ships, U.S.A.) ほとんどの帆船模型販売メーカーがそろっています。各キットの紹介画像の画面が大きく見やすくなっています。
ラック・ストリート・シップヤード(Lauck Street Shipyard) 「フェアアメリカン」や「パトリック・ヘンリー」などの構造模型も扱っているメーカーです。
ファインモデルシップス(Fine Model Ships, U.S.A.) 西ドイツの模型製作会社で高い技術と品質を誇っています。帆船模型、ハーフモデル等の完成品を販売する会社です。

<最初のオーストラリア移住船団> 1787年 リオデジャネイロ到着(南アメリカ東海岸)

木材料・道具・工具

もくもく 新木場にある木材ショップ。100種類以上の材木が揃っています。外板材などを自分で製材するという人にはうってつけのショップです。製材やカット加工もやっています。
東急ハンズ池袋店(閉店) 模型製作用だけではなくあらゆる用途の木材がそろっています。塗料や接着剤の種類も多く、専門スタッフが相談に乗ってくれます。
東急ハンズ渋谷店 池袋店とほとんど同じですが、若干品揃えが違うケースもあります。新宿南口店もあります。
さかつうギャラリー(巣鴨) ジオラマ、ミニチュア、情景模型の専門店。径1ミリのリングなど、帆船模型に仕えるパーツが結構そろっています。木材等も揃えています。
ジャパンホビーツール(巣鴨) 手に入りにくい精密機械や切削工具など、特殊な工具を扱っているショップです。
世界堂 画材の専門店。模型材料も扱っています。
ワトコオイル(北三) 木材専用のオイル・フィニッシュなど塗装に使用すると独特の味わいがある「ワトコオイル」の取扱店です。
ユザワヤ 手芸用品、生地、ホビー材料の大型専門店。インターネット通販も扱っています。店舗は蒲田店、銀座店、新宿店、池袋店など各地に多数あります。
木のお店・常木 工作用の木の素材を多く扱っています。インターネット注文か直接お店へ。東急ハンズにないものもいろいろ揃っています。
はざいや(アクリル板等 インターネット販売) アクリル素材の専門店。ケース作成がネットの画面上から見積もり、注文ができます。
DIYツール(工具類 インターネット販売) 終了 工具類専門のネットショップ。欲しい工具はほとんどがここで探せます。

<最初のオーストラリア移住船団> 1787年 喜望峰到着(南アフリカ最南端)

海事博物館・美術館

宮城県慶長使節船ミュージアム(愛称:サンファン館)(宮城県) サン・ファン・バウティスタのレプリカ(復元船)があり、当時のガレオン船の構造などを身近に見学できます。
船の科学館(東京都) 本館は現在リニューアル工事中ですが、別館に資料が展示されています。また、南極観測船として活躍した「宗谷」が当時の姿のまま展示されており、見学することができます。
船の科学館 ものしりシート(東京都) 船の世界史。特に和船についての記述は豊富で、造船の図解説明などもあります。
東京大学駒場図書館(東京都) 古くからの海や船の資料を見ることができます。特に、大日本海志編纂資料は、水軍書と木割書・図面などの造船関係資料が充実しています。
日本郵船氷川丸(神奈川県) 昭和5年に建造され貨客船で、現在はミュージアムとして横浜に係留されています。現在、氷川丸の設計図面に基づいて精巧に作られた籾山艦船模型製作所が作成した1/48の模型が展示されています。
日本郵船歴史博物館(神奈川県) 日本郵船の歴史と、所有していた船の模型も展示されています。氷川丸と併せて見学するとよいでしょう。
帆船日本丸・横浜みなと博物館(神奈川県) 日本丸が当時の姿のまま保存係留されており、船内見学もできます。
海王丸パーク・帆船海王丸(富山県) 日本丸の姉妹船海王丸が保存係留されています。周りに建物がなく海王丸の全景が良く見えます。
記念艦「三笠」(神奈川県) 東郷平八郎連合艦隊司令長官が日本海海戦で指揮した旗艦「三笠」が記念艦として横須賀に保存されている。
フェルケール博物館(静岡県) 和船、あいの子船などの模型も展示されています。
神戸海洋博物館(兵庫県) 神戸の港としての歴史を中心に、「見る・学ぶ・体験する」コーナーがあり、船の模型も多い博物館です。エントランスにある「ロドニー号」の1/8の模型は圧巻です。
海上保安資料館(海上保安大学校内)(広島県) 海上保安庁の足跡を残すことを目的に設置されました。現役を引退した巡視船、現在使用されている巡視船の模型などが展示されています。平成13年12月九州南西海域不審船事案で銃撃を受けた巡視船「あまですみ」船橋前面の展示もあります。
呉市海軍歴史博物館(大和ミュージアム)(広島県) 戦艦大和の1/10の模型が展示されていることで有名な博物館です。
ヌマジ交通ミュージアム(旧・広島市交通科学館)(広島県) 各種の乗り物を展示する博物館で、世界の乗り物と称する常設展示場には、帆船模型も多く展示されています。
高松市歴史資料館(愛媛県) 江戸時代の高松藩の御座船、飛龍丸の1/5の大縮尺の模型があり、御座船の模型を作る参考になります。
三菱重工業株式会社長崎造船所 資料館(長崎県) 長崎造船所の歴史とともに、建造された船舶の写真や資料を見ることができます。
糸満海人工房・資料館(沖縄県) 沖縄のサバニについて知りたいと思ったら、先ずこのサイトにアクセスしてください。
イギリス国立海事博物館(National Maritime Museum) 帆船模型模型や海事関連はすべてこのサイトにありますが、その量が膨大なので検索に時間を要します。とにかくアクセスして見てください。
イギリス国立海事博物館 コレクションルーム(National Maritime Museum) search欄に「ship models」と入力して検索して見てください。ship modelsの中からsailing warshipを選択するとBellonaなど300以上の帆船を見ることができます。とにかくボリュームが凄い。図面の販売もやっています。
バックラーズハード海洋博物館(Buckler's Hard Maritime Museum) 17世紀の中頃から民間の造船所として数多くの帆船を建造してきました。海戦歴史上有名なネルソン提督乗艦の「アガムメノン」の建造も手がけました。造船所跡に併設されたコンパクトな海洋博物館。
ミスティックシーポートミュージアム(Mystic Seaport) アメリカの帆船時代の捕鯨船「チャールズ・モーガン」が保存されている海洋博物館。刊行物も沢山発行されています。
ボストンファインアート博物館(Boston Fine Art Museum) 「ship models」で検索すると約20隻ほどの船の画像写真が見られます。
国立海洋博物館(パリ)(Musee national de la Marine, PARIS) フランスの帆船研究はここから始めるとよいでしょう。歴史上著名な帆船模型が網羅されており、ジャン・ブードリオの原点はここから始まっていることがわかります。
ヴェネツィア海洋歴史博物館(Museo Storico Navale) 水の都ヴェネツィアにある海洋博物館で、昔の海軍工廠の近くに立地しています。ガレー船やゴンドラが面白いです。
ワサ博物館(Vasa Museet, Stockholm) ヴァーサ号は世界で唯一現存する17世紀の帆船で、その原形の95パーセント以上が保存されています。、数百もの彫刻類は圧倒的な芸術品で、ヴァーサ号についてはここからスタートするとよいでしょう。一部、日本語のページがあります。
ニュージーランド海洋博物館(NewZealand Maritime Museum, Auckland) アメリカズカップ出場ヨットの実艇やポリネシア・ミクロネシア圏の大型航洋型カヌーが展示されており、圧巻です。イギリスの植民地時代の帆船から蒸気船、現代の船まで多種・多様な模型もあり、ニュージーランドの歴史を知る貴重な史料がとても豊富です。

<最初のオーストラリア移住船団> 1788年 オーストラリア ボタニー湾到着

書籍・図面販売、その他

アマゾンジャパン(amazon.co.jp) 書籍、帆船模型、塗料等、何でもそろっていますが、特に帆船関係の洋書はここで探せば、書店よりは安価で購入できます。
海文堂 海事関係の書籍が沢山あります。帆船模型製作に関する書籍としては最初ともいえる草野和郎氏著の「帆船模型」もここから出版されています。
成山堂書店 海事関係の書籍を柱としている出版社です。
早川書房 ホーブロワーシリーズをはじめ、現在刊行中のトマスキットシリーズもこの出版社から刊行されています。
工房たかはし(休止) 世界各地の帆船のレプリカや、海事博物館の模型などを撮影したCDの写真集を販売しています。
シーウォッチブックス(Sea Watch Books) 帆船模型関係書籍のショップで、品ぞろえは豊富。ここの書籍はアマゾンでは手に入リません。
モデルシップビルダー(Model Ship Builder) 帆船模型製作の助けとなる資料、キットなどを販売しています。
ノーチカルリサーチギルド(Nautical Reasearch Guild) 世界的にも有名な季刊誌「ノーチカル・リサーチ・ジャーナル」の発行元です。
シーフォース出版(Pen and Sword Books / Seaforth Publishing) 英国の海事関係専門の出版社。木製帆船関係の書籍も数多く出版しています。
スケールモデルネット(Scale Model Net) 世界の模型関係のショップを検索することができます。
コンウェイ・マリタイム・プレス(Conway Maritime Press) Anatomyシリーズ、Shipwrightなど、日本でもよく知られている書籍の出版元です。
アンクル(ANCRE/OMEGA) フランスの帆船模型関連書籍の出版社。ブードリオの74門艦コレクションはこの出版社です。一部、英語版もあります。
独立行政法人 海技教育機構(旧・航海訓練所) 日本最大の帆船日本丸、海王丸、そしてディーゼル機関を備えた大成丸、銀河丸、青雲丸の5隻の練習船で航海訓練を行っている機関。各船の公開イベントなどは、このサイトで確認できます。2016年4月から組織と名称を変更。
公益財団法人 海技教育財団 帆船、海王丸はここが保有しています。船員教育に対する支援、保有する海王丸を活用した体験航海、海洋教室を実施しています。
帆船海王丸クラブ(休止) 海王丸の体験乗船者のうちの希望者で構成される海王丸のファンクラブ。現在約400名の会員を有し、年2回の会報誌「紺青」の発行や、ファンの集いなどのイベント活動を実施しています。
みらいへ(旧・あこがれ) 大阪市が手放した「あこがれ」を「みらいへ」の船名に変え、自然を活用した教育プログラムを通じ、世界で活躍し、より良い未来を創造していく人材育成を目的として活動しています。「みらいへ」は一般人が乗船できる唯一の帆船。
ハウステンボス プリンス・ウィレムという素晴らしいレプリカ船が係留されていましたが、財政難の時に建造元のオランダに売却されました。現地で公開されていましたが、火事で全焼してしまいました。現在ハウステンボスには、17世紀に日本に漂着した、デ・リーフデ号のレプリカが係留され、乗船体験もできます。
海の素材屋(フリー素材) 船や灯台など海関連のイラストを無料で提供しているサイトです。
府中家具 木材図鑑(材質・特徴) 府中家具の提供している国内外の木材の産地、色調、性質、用途などの図鑑が見られます。(あいうえお順)

    *JSMCC提供データの一部をこのページに掲載しています。


<オーストラリア移住記念切手>について
植民地・流刑地としてオーストラリア移住の始まり
1780年代のイギリスは、産業革命などにより都会は失業者が集まり犯罪者の数が激増した。
法制度の不備ともあいまって監獄は満員となり、囚人を収容しようにも余裕がなくなる事態となった。
加えて1776年のアメリカ独立は、巨大な流刑地の喪失を意味していた。
流刑地の確保はイギリス政府にとっては重要課題であった。
政府は「ニュー・サウス・ウェールズ」、すなわち現在のオーストラリアを植民地として
退役海軍将校アーサー・フィリップを初代提督に任命し、植民地建設にあたらせた。
1787年5月13日、フィリップ率いる第一船団11隻は、1500名弱の人員(うち流刑囚約780名)
を乗せてポーツマスを出港し、翌1788年1月18日に第一船団のサプライ号はボタニー湾に到着した。
その後、より入植に適した土地を求めて、北に12キロメートルのポート・ジャクソン湾内のシドニー・コープを発見した。
1月26日に上陸、この地のイギリスによる領有を宣言し、入植を開始した。
この日は第一船団のすべての艦船が到着した日でもあった。
これを記念して、1月26日は「オーストラリアの日」と呼ばれる祝日となっている。
1790年6月には第二船団、1791年10月には第三船団の艦船が到着し、入植はさらに盛んとなっていった。
(Wikipediaより抜粋して転載)